広告には大きく分けて2つの種類があります。
それは、イメージ広告とレスポンス広告です。
イメージ広告とレスポンス広告の違い
イメージ広告とは大手企業がブランディングに使うための広告で、キレイなデザインに、売り込み要素はなく、連絡先や価格は表示されていないものです。
テレビCMや雑誌広告、駅にある看板広告などがこれにあたります。
一方、レスポンス広告とはその名の通り、何かしらの行動や反応を取るための広告です。
まず、広告が失敗してしまう理由の一つとして、イメージ広告とレスポンス広告の使い方を間違っていることが挙げられます。
イメージ広告は大手企業が使う手法で、それには膨大な広告費が必要となります。
イメージ広告は反応率をとるためのものではなく、ブランディングや好意を持たせるために使います。
いくらイメージ広告を使ってもなかなか効果が出ません。それは、根本的な目的が違うからです。
広告の効果を高めるためには、レスポンス広告を使う必要があり、いかに見込み客を反応させるかを常に考えることが重要です。
では、どのようにして反応率を高めればいいのでしょうか?
レスポンス広告はなぜ反応率が高いのか?
成功しているレスポンス広告には、3つの共通点があります。
その共通点とは下記の3つの要素です。
- 真実性
- ニュース性
- 感情を乱す
この3つの要素を広告に盛り込むことで、見込み客の反応率を高めることができます。
それでは、一つ一つ解説していきましょう。
レスポンス広告に入れる要素 真実性
いくら衝撃的なことを言われても真実性がなければ、人は反応しません。
「たった1日で誰でも体重が20kg痩せるサプリ」
「一日30分の簡単な作業で、月収300万円を稼ぐ方法」
「小学生でも1週間で英語をマスターし、ネイティブスピーカーになれる英会話教室」
あなたはこの広告を見てどう感じますか?
おそらく、そんなの無理でしょ!そう思うでしょう。
このように現実からかけ離れている広告は機能しないのです。
レスポンス広告に入れる要素 ニュース性
人が一番、敏感に反応するのは、ニュース性があるものです。
「新薬でガンを直しましょう」× →「ガンを直す新薬が発見されました」○
「会社を辞めて給料の2倍を稼ぐ方法」× → 「42歳が大手企業を辞めて、給料が2倍に」○
このようにニュース性を盛り込むだけで、反応率を高めることができます。
また、「○○が決定」、「○○が発表」、「○○は終わった」、「○○の可能性」、「○○が復活」、
「○○が解明」などの緊急性や特報性を盛り込むことも大切です。
レスポンス広告に入れる要素 感情を乱す
人が行動するのは、論理ではなく、感情に訴えられたときです。
いくら真実性やニュース性があっても、感情が乱れなければ反応しません。
「可愛い犬が発見されました」×
「未成年の集団ひき逃げ事件が起きました」○
前者のようにいくらニュース性を盛り込んでも、感情が乱れなければ広告は機能しないのです。
広告の仕事は見込み客を行動させることです。
中には極端な例もありましたが、広告の使い方次第では、少ない予算で大きな結果を生み出すことも可能です。
常に「真実性」、「ニュース性」、「感情を乱す」、この3つの要素を意識してみてください。
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