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読者の心を自由自在に操るキャッチコピーの作り方

キャッチコピー

読者がセールスレター・ランディングページ、メルマガやコンテンツを読むかどうかを判断するのは、わずか2秒ほどです。

その判断の主なポイントがキャッチコピーとなります。

逆を言えば、キャッチコピーが魅力的でなければ、あなたがせっかく書いた文章は全く読まれないということになります。

 

目次

キャッチコピーの基本的なルール

それでは早速、キャッチコピーの作り方を説明します。

まず、キャッチコピーを作る上で大切になるのが、どういう要素を入れれば、読者の心を動かすことができるのかということです。

 

具体的には以下の4つの要素になります。

1、メリット・ベネフィット

これは、その商品やサービスを購入することによって、お客さんにどんないいことがあるのかを書くということです。

ベネフィットとはお客様が得られる結果や得のことです。

 

例えば、ダイエット商品であれば、ただ痩せるということではなく、

✓ 着れなかった服が着れるようになる

✓ 美人になる

✓ 彼氏ができる

 

これらがお客様が得られる得になります。言い換えれば、

その人が得られる未来ということです。

したがって、「5日以内に痩せられます」というのは、本当のベネフィットではないのです。

 

具体的には以下のようにお客様にとってのベネフィット(商品によって得られる価値や結果)を述べます。

✓ ハリウッド映画が字幕なしで見れるようになる!9日でマスターできる英語習得術

✓ リッチで知性に見えるイタリア製スーツが残り7着です

✓ これで彼氏を見返せる!1ヶ月で9.2キロ痩せられるお茶

このようにお客さんにとってのベネフィットを具体的に述べます。

 

2、ニュース性

次に“お知らせです!”や“新商品が出ました!”などで、新しいものや情報、価値など今まで知らないものだということを提案するということです。

例えば、

・犬語翻訳機登場!

・AI搭載!キーワードを入れるだけでブログを自動作成してくれます!

・iphoneX ついに登場

 

3、興味、好奇心

そして、“もっと知りたい!”、“どんなものなの!”、“そんなこと可能なの?”という読者の興味や好奇心を煽るような要素を入れるということです。

例えば、

・なんでこんなバカな私が東大に?

・家はまだ買うな!

・小学生でも1日で30万円稼いだ方法

ここで注意したいのは興味性や好奇心だけで終わらないということです。

 

確かに興味性と好奇心は行動するための大きな要因です。

しかし、それだけでは商品の購入には繋がりません。

したがって、メリットやベネフィトなどと組み合わせて使うことをおすすめします。

 

4、ポジティブさ

最後にネガティブな要素は極力使わずにできるだけ明るいイメージ、前向きな言葉を使うということです。

例えば、

・これを使えば、あなたも痩せられる!

・今日からあなたも会社のストレスから開放されます!

・これで、あなたもキャバクラでモテる!

 

以上がキャッチコピーを作る際の基本的なルールです。

この4つの要素をキャッチコピーに盛り込むことで、読者の反応がとれるキャッチコピーを作ることができます。

 

ポジティブな表現に変えたほうが反応率が高まります。

ポジティブな表現の方が反応がいいのは、否定的なイメージを持つ言葉はマイナス感情を引き起こし、共感が得られにくいからです。

否定的なイメージが強い言葉は、ポジティブな言葉に言い換えてみましょう。

 

しかし、いきなりこの4つの要素を入れろと言われても厳しいと思いますので、代表的なキャッチコピーのテンプレートを紹介します。

 

キャッチコピーの30のテンプレート

それでは、お客さんの心を操るキャッチコピーのテンプレートを紹介していきましょう。

 

1、ご紹介

例)本日、ご紹介するのは…

 

2、お知らせ

例) リフォームでお悩みの方に重要なお知らせがあります。

 

3、お知らせ的な表現

例)今までとは全く違う悪魔的な自動作成ツールが誕生しました!

 

4、新しい、新、ニュー

例)今までの◯◯に対する考えを覆す新しい方法

 

5、ついに、とうとう、お待たせしました

例)新型◯◯がついに登場しました!

 

6、注目の、期待の、話題の

例)・マツコも絶賛!話題沸騰の◯◯ダイエットDVDが本日発売!

  ・パリの3つ星レストランフェフプロデュースの高級調理鍋がネット通販に登場!

 

7、時間

例)・3月19日 午前9時販売開始!

  ・7日間に限り通常価格の半額でご提供させていただきます

  ・1日30分で10キロ痩せる方法

 

8、ニュースを与えるスタイル

例)・先日、フランスの現地バイヤーから口説き落として限定57本だけ譲ってもらったワインが今日、船便で届きました…

  ・突然、10年後の世界に連れて行かれました…そこでは…

 

9、価格を入れる

例)あなたは1日たった37円で全ての映画を見ることができます。

 

10、特別なオファーを入れる

例)今回、お申込みの方には時価3万円相当の24金のネックレスをプレゼントします!

 

11、無料のオファーを提示する

例)この腰痛ベルトを1週間無料でお試しください。効果がなければ遠慮なく返品してください。

 

12、ストーリー性を出す

例)このつらい痛みが一生続くなら、死んだほうがまし…と思っていたのが、この◯◯を使うことによって…

 

13、“~する方法”という言葉を使う

例)・この気絶するような熱帯夜を涼しく過ごす方法

  ・毎日、億万長者を目の前にしてレクチャーを受ける方法

 

14、“なぜ”という言葉を使う

例)なぜ、年収357万の元サラリーマンが一夜にして総額3億7千万の不動産物件を1円も借金せずに手に入れることができたのか?

 

15、“どちら、この”という言葉を使う

例)この典型的な5つのお肌のトラブルのうちあなたが解決したいのはどれでしょうか?

 

16、“~の人はいませんか”という言葉を使う

例)・年収350万から1年で年収1051万に引き上げた方法を知りたい人はいませんか?

  ・この深刻なお子さんのアトピーの皮膚症状を何とかしたいと言うお母さんはいませんか?

 

17、“なぜなら”という言葉を使う

例)私はあなたを月収100万円の情報起業家に仕立て上げる自信があります。なぜなら…

 

18、“もし”という言葉を使う

例)もし、土地建物合わせて6千万円の家なんてとうてい手にはいらないとお考えなら、まだ、私たちの◯◯をご存知ではないでのはありませんか?

 

19、“アドバイス”という言葉を使う

例)これから独立起業しようとしている30代のサラリーマンへのアドバイスです

 

20、“真実”という言葉を使う

例)スキンケアについて絶対、知っておくべき30の真実

 

21、“求む”という言葉を使う

例)求む!年収2500万に見合う仕事のスキルのあるエンジニア

 

22、“これ、この”という言葉を使う

例)・この補正下着であなたの体系は見違えるほど変わります

  ・これはひょっとしたら1年後のあなたが姿かもしれません

 

23、推薦文スタイルを使う

例)・体重が最高87キロまで太っていた私がこの◯◯先生のダイエットプログラムを受講して、どのように3ヶ月で49キロまで痩せたのかをお話します

  ・もし、あなたが30日後に海外留学が決まっているのなら、この絶対失敗しない英語習得法を強くお勧めします

 

24、購入を思いとどまるように警告する

例)坪30万以下のローコスト住宅をお探しの方はこの小冊子を読むまではモデルルームに行かないでください。だまされて結果的に坪50万の住宅を買うはめになります

 

25、“テスト”という言葉を使う

例)あなたの会社のサーバーは私たちのハッカー侵入テストに合格できますか?

 

26、“ワンワード”を入れる

例)・◯◯成功法

  ・美人

  ・しわ

 

27、読み手に直接、話かける

例)・私たちがこの新しいタイプの英語翻訳機を9,800円であなたにご提供する理由

  ・デイトレードで月280万円以上稼ぐ方法をあなただけに月4,800円でお教えします

 

28、特定の個人やグループに話かける

例)・今は年収300万、目指すは年収800万の歩合制の営業マンへ

  ・ガソリン代を月1万円以下に抑えたいドライバーのみなさんへ

 

29、質問する

例)せっかくの◯◯も期限が切れてしまったら、何の価値があるのでしょうか?

 

30、事実と数字を使ってお買い得感を表現する

例)◯◯は通常△△の価格よりも70%のコストダウンに成功しました

 

以上がキャッチコピーのテンプレートになります。

 

キャッチコピーを強力にする8の方法

最後に作成したキャッチコピーをより強力にする方法を紹介します。

 

1、あなたという言葉を入れる

例)あなただけに魅力的な◯◯のプランをご用意しました

 

2、現在進行形で語る

例)懐かしい風景に出会いました… → ×

  懐かしい風景に出会うたび… → ○

 

3、サブキャッチコピーを使う

サブキャッチコピーとは、キャッチコピーに続いて書かれる副題に当たるもので、キャッチコピーの補足説明的なものです。

例)キャッチコピー:乾燥肌で泣かない秋の美肌対策

  サブキャッチコピー:あなたの肌を無料でダメージチェックして、あなたに必要なサンプルを無料プレゼント!

 

4、シンプルで分かりやすくする

キャッチコピーはできるだけシンプルで短い言葉を使うようにします。また、専門用語は極力使わずに中学生でも理解できるような言葉を使うように心がけます。

 

5、無料のオファーを提示する

どんな強力な言葉にも勝るのが、無料をいうキーワードです。見込み客が欲しくなるような魅力的なオファーを見せることによって、反応を大幅に高めることができます。

 

6、ダイレクトな表現

余計な装飾やわかりにくい例えを使わず、見た瞬間に分かるように、ダイレクトに商品やサービスを売り込むことが大切です。

 

7、最後まで答えを言わない

キャッチコピーの目的な読み手を文章に引き込んで、次の文章を読ませることです。キャッチコピーを見た瞬間にすべてが分かってしまったら、興味を失い、次の文章を読むことをやめてしまいます。

 

8、できるだけ具体的にする

大まかな表現よりもより具体性をもたせた方が読み手にイメージを沸かせることができるので、数字などを使って具体性をもたせる。

 

以上がキャッチコピーを強力にする8つの方法です。

 

キャッチコピーの作り方 まとめ

「読者の心を自由自在に操るキャッチコピーの作り方」を最後までお読みいただきありがとうございます。

キャッチコピーを作るための基本的なルール、キャッチコピーのテンプレート、キャッチコピーを強力にする方法の3つのテーマで紹介させていただきましたが、いかがでしたでしょうか。

 

キャッチコピーは冒頭でもお話したとおり、とても重要な要素です。

このサイトにある内容をぜひ、活用していただき、あなたのビジネスに役立てていただけ

たら幸いです。

 

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この記事を書いた人

コピーライティングやセールスプロモーションに関わって10年以上になります。中でも、薬事法や景品表示法関連のコンテンツライティングやランディングページなど、大手企業様から零細企業様まで幅広く経験させていただいたおかげで、確実に結果につながるライティングをすることができます。
最近ではオウンドメディア等の作成依頼も増えており、ライターを多く抱える弊社では、最短納期での作成をすることが可能になっております。

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