今回は、キャッチコピーについてお伝えしたいと思います。
キャッチコピーは、セールスコピーの売上を左右する最も重要なパーツです。
キャッチコピーを変えるだけで、反応率が改善するなんてことはザラにあるので、ぜひ参考にしてみてください。
よくあるキャッチコピーの誤解
キャッチコピーと聞いて最初に思い浮かぶのは、商品や企業を表すワンフレーズのコピーだと思います。
タワーレコードの「NO MUSIC NO LIFE」なんかがそうですね。
企業の理念などが端的に表されている、すごくクリエイティブな感じのするキャッチコピーです。
このようなものは、イメージコピーと言われており、セールスコピーとは役割が異なります。
イメージコピーは、その名の通り、企業や商品のイメージ戦略のために様々な場で使われます。
対して、セールスコピーにおけるキャッチコピーは、コピーの一番上にある大きな文字で書かれているコピーのことを指します。
コピー全体で最も始めに目にする部分です。
このキャッチコピーの役割は、漫才で言うところの「つかみ」にあたります。
つまり、序盤で読み手の心を掴むことで、以降の内容に引きこんでいく役割を果たすということです。
ここで失敗してしまうと、漫才が終始スベってしまうように、セールスコピーも大失敗に終わってしまうのです。
なぜなら、わざわざ面白くなさそうなコピーを読む必要は全くないからです。
漫才なら、「次の人もあるし最後まで聞かないと」と見てはくれるかもしれませんが、セールスコピーにそんなチャンスはありません。
キャッチコピーを改善する4つの「U」
でも、読み手を掴むキャッチコピーを書くことはなかなか難しいものです。
そんな時は、これから紹介する4つの「U」を意識してみてください。
まず一つ目の「U」は、Urgent「緊急性」
セールスコピーは、「今」読んでもらわなければ意味がありません。
なぜなら、後回しにされると、二度とその人は戻ってきてはくれないからです。
緊急性は、「今」読んでもらうために非常に役立ちます。
デッドラインなどを示しておけば、緊急性を持たせることができるでしょう。
二つ目の「U」は、Useful「有益性」
当然ですが、自分にとって有益でないものなんか読みたくもないのです。
だから、「ここにはあなたにとって有益なことが書いてますよ」とキャッチコピーで伝える必要があります。
最大のベネフィットを入れておくのが最も効果的ですね。
三つ目の「U」は、Unique「独自性」
他の商品と似たようなものは、別に欲しくないわけです。
見込み客は、他とは違うユニークな物を求めています。
ということは、独自性をキャッチコピーで表現できれば、読み手の興味を引き付けることができます。
何か他社とは違う点を、キャッチコピーでアピールしてみてください。
最後四つ目の「U」は、Ultra-Specific「超具体性」
抽象的なことを言われても、信頼性にかけます。
広告は基本的に信じてもらえないのですから、キャッチコピーで具体性を示し、少しでも信じてもらう必要があるのです。
たとえば、「約100人が効果を実感」よりも「96人が効果を実感」のほうが具体的です。
まずは、具体的な数字が出せないか考えてみるとやりやすいと思いますよ。
これら4つの「U」を意識すれば、キャッチコピーはずいぶん見違えると思います。
ただ、全てを完璧にこなすのは至難の業なので、色々テストしながら進めてみてください。
セールスコピーで使える「キャッチコピー」 まとめ
キャッチコピーの良し悪しは、売上に直結します。
そのため、時間をかけて考えるべき非常に重要なパーツと言うことができるのです。
商品をいろいろな角度で見てみて、じっくりと考えてみてください。
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