好奇心は、ダイレクトマーケティングには必須の要素といっても過言ではありません。
LPでもメールでも、好奇心が刺激できなければ内容を読んでもらうことすらできないのです。
そして、セールスコピーを読んでもらわないことには、ダイレクトマーケティングは始まりません。
「商品を手に取る前に興味を持ってもらう」、これはセールスコピーで物を売るなら必須と言っても過言ではありません。
そして、そのために使える人間のとても大きな心理が「好奇心」なのです。
そもそも好奇心とは何か
では、そもそも好奇心とはなんなのでしょうか?
辞書を見てみると、「物事を探求する根源的な心理」とあります。
要は、何かのきっかけで興味を抱いてしまったら、その事柄を突き詰めて理解しなければ気にすまないということですかね。
子供が、何でも質問してくるのは、知らないことへの好奇心が全開だからなのです。
そして、この好奇心というものは、程度は違えど人間誰しもが持っている心理です。
それならば、ヘッドラインなどで好奇心を刺激できればできるほど、その事柄の先が気になってコピーを読み進めてもらえるということです。
好奇心を刺激する「秘密」の使い方
好奇心を最も刺激する方法は、「秘密」を使うことです。
人間誰しも、秘密を知りたがっています。
そして、秘密を知るためだけにお金を払ったりもします。
週刊誌が売れるのは、これが大きな理由ですね。
このように秘密を公開することは、好奇心を駆り立てる最高の方法と言えます。
では、どのように秘密を使うのかと言うと、2つのパターンが考えられます。
一つは、ヘッドラインで秘密を匂わせて、コピーの中身に誘導する方法です。
ヘッドラインで「この下に秘密の答えを公開していますよ」としておけば、きっと中身が気になって読み進めてしまうことでしょう。
このときの注意点は、早々に秘密の答えを言ってしまわないということです。
秘密で注意を引いているわけだから、その答えが見つかると急激に興味を失ってしまうことになってしまいます。
もう一つの方法は、商品や特典を秘密にしてしまうという方法です。
この方法のキモは、商品のベネフィットを損なわないように秘密にするということです。
商品を完全に秘密にしてしまうと、「そんなもの買う人はいない」ってことになってしまいます。
だから、ベネフィットはきちんと示しつつ、肝心の内容は買ってからのお楽しみという具合にするといいでしょう。
矛盾を使って好奇心を刺激する
矛盾しているということは、知っていることと反するということです。
それはつまり、「知らないこと」として好奇心を駆り立ててくれます。
人間、普通のことでは好奇心を刺激されません。「赤いりんご」では、普通すぎて何の感情も生まれないのです。
しかし、「金のりんご」ならどうでしょう。「そんなものがあるのか?」と半信半疑ながら、きっと反応してしまうのです。
このように、矛盾していることに対して、人はついつい反応してしまいます。
この心理をうまく使えば、読み手の好奇心を刺激することができ、どんどんセールスコピーを読み進めてもらうことができるでしょう。
矛盾を使うポイントは、大胆にいくということです。
「そんなものあるか」という反応を得ることができなければ、好奇心を刺激することはできません。
あまり刺激的なことを言うと、読み手を怒らせるなどと心配する人もいるでしょう。
しかし、それくらいのメッセージで無いと、今の人は読んでさえくれないのです。
セールスコピーで使える「好奇心」まとめ
「秘密」と「矛盾」を使えば、見込み客の好奇心を駆り立てることができるでしょう。
そして、好奇心を刺激することができれば、広告だろうと読んでもらうことができるのです。
LPがあまり読まれていないと感じるのであれば、取り入れてみてください。
きっと改善することと思いますよ。