信頼性の確保は、セールスコピーで達成すべき目標の中で、最も大切といっても過言ではありません。
なぜなら、どれだけ魅力的なベネフィットを謳おうが、ストーリーで読み手を引きつけようが、「ウソ付け」と思われたらその時点で終了だからです。
基本的に人間は、信じないことを行動に移したりしません。
つまり、信頼性が確保できないことには、どれだけ優れたメリットをアピールしようが、優れた実績を示そうが買ってもらえないということです。
信頼性を確保する方法
信頼性を確保する上で、最も手っ取り早い方法は証拠を提示することです。
というよりも、広告の場合証拠を示す以外に方法はないといってもいいでしょう。
たいていの人の頭の中には、「証拠を作るのは難しい」とインプットされています。
そのため、証拠は出せば出すほど信頼性を高めることができます。
利用できる証拠は、様々なものが考えられます。
たとえば、研究結果や資料、利用者の証言、写真、映像などあらゆる物を証拠として使うことができます。
特に、お客様の声のような、第三者からの推薦は強力です。
商品に満足していない人が、商品を褒めるわけはないと普通は考えるのです。
正直さと話し方で信頼性アップ
理由を正直に話すことも、信頼性の獲得につながります。
たとえば値下げをするなら、値下げする理由を正直に話すと言った感じです。
B級品のセールなんかがその成功例ですね。正直に安い理由を話すことで大ヒットしています。
このように、どんなことでも理由を話せば、信頼性を高めることができます。
また、語り方にも気を配らなければなりません。
人間誰しも、上から目線の人はあまり好きではないと思います。
つまり、上に立って「教えてやる」みたいな態度の語り口だと、信頼性を確保することはできないということです。
そのため、できるだけ友達に話すように、正直な語り口でメッセージを伝える必要があります。
そうすれば、おのずと読み手も心を開き、あなたを信頼してくれるでしょう。
誠実さをアピールするテクニック
ちょっと想像してみて欲しいのですが、いつもいいことばかり言っている人と、欠点まで誠実に話す人、どちらが信用できるでしょう。
考えるまでもなく、後者ですよね。
これと同じことが、セールスメッセージにもいえます。
つまり、いいことばかり言っていては、信用されないということです。
ではどうすればいいかと言うと、簡単です。
欠点を、正直に認めてしまえばいいのです。
商品の持つ欠点を自ら告白することで、「全てを正直に話しているんだな」と感じてもらうことができます。
別に欠点は何でも構いません。ちょっと見た目が悪いとか、そんなしょうもないことでもいいのです。
ただし、欠点を出すだけでは、不十分です。
欠点を認めたら、それをフォローする必要があります。
たとえば、「見た目は確かにそれほどカッコよくないです。
しかし、機能を追求した結果この形がベストなのです」みたいな感じです。
セールスコピーで使える「信頼性」まとめ
信頼性を確保すると言うことは、商品を買ってもらう上で必要不可欠なことです。
特にインターネット上には、怪しい情報も相当な数あるので、信頼できないと行動してくれることはありません。
これから先も、信頼性というのはますます重要になってくるでしょう。
自分の発しているメッセージが信頼できるかどうかということは、常に意識しておいてください。
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