LPを読んだ見込み客に行動してもらうためには、その内容を信じてもらう必要があります。
しかし、現在のお客様は、広告に書いてあることをほとんど信じてはくれません。
特にインターネット上の広告は、怪しいものも数多くあります。
あなたも一度は「クリックするだけで100万円」みたいな広告を見たことがあるでしょう。
そのせいか、インターネット上の広告であるLPは、非常に疑った目で見られる傾向にあります。
しかし、そんな状況ででも見込み客の信頼を勝ち取り、商品の購入に繋げなければLPが存在する意味がありません。
そこで使える、強力な武器が権威性です。
権威性は、LPに取り入れるだけで信頼性を何倍も強力にしてくれる素晴らしいものです。
権威性の持つ力
業界の権威や、社会的な権威を持つ人が発する言動は、無条件で内容を信用してしまうという効果を持っています。
「そんなこと無いよ、ちゃんと話し手のことを見て判断するさ」と思うかもしれませんが、人は無意識の内に権威のある人を信用してしまうものです。
よくある例えに、お医者さんの話があります。
どこか調子が悪くて病院に行ったとき、そこのお医者さんお話を無条件に信用してしまうでしょ?
誰も、そのお医者さんの免許を確認したり、腕前を確認したりはしないですよね。
こんな感じで、人は権威のある人の言葉は無条件に信用してしまうものなのです。
逆に、どこの誰だかわからないような人の話は、たとえ真実でも信用してもらえません。
本当は世界的に有名な名医だったとしても、その身分を隠してしまえば信じてもらうことは難しいのです。
おそらく、「変な人が何か言ってる」程度にしか聞いてもらえないことでしょう。
人が権威性を感じる事柄には、医者、博士、弁護士など取ることが難しい資格を持つことや、本の著者、受賞歴など、社会的に尊敬されている人が挙げられます。
他人の権威性を自分のものにする方法
権威性をセールスメッセージで使う最も手っ取り早い方法が、語り手が権威になることです。
そうすればおのずと、「〇〇さんが言うなら大丈夫だろう」と、信じてもらえるようになります。
こういうと「うちには何も無い」と感じるかもしれませんが、モンドセレクションなどある程度簡単に取れる賞でも権威性をプラスすることができます。
何か活用できる実績や賞がないか、一度調べてみるのも手だと思いますよ。
ただ、中にはまだ商売を始めたばかりで、実績もほとんど無いという場合もあると思います。
確かに、権威性を示すためには証拠を大量に提示する必要があり、その証拠を作るために大量の実績を作る必要もあります。
それには時間がかかるので、まだ実績が乏しいという状況なら他の手を考えなければなりません。
そこで、次に使える方法が、他人の権威を借りるという方法です。
見込み客が尊敬や信頼をしている人に、自分のことを推薦してもらうことができれば、その人の権威を借りることができます。
まずは、身の周りに権威を持つ人がいないか探してみましょう。
芸能人のように有名な人はいないかもしれませんが、ある狭い業界の権威のような人は意外といるものです。
そのような人に、自分を紹介してもらえれば、その人の権威性を借りることができるでしょう。
ただし、ゆくゆくは権威性を自分で確立していった方がいいでしょう。
なぜなら、自分が権威性を持ってしまえば、その権威性を自由にプロモーションに使うことができるからです。
こうなれば無敵です。
時間はかかりますが、業界の権威になることも意識しながら情報提供などしていくといいでしょう。
見た目も意外と大切!
人は見た目で人を判断する生き物です。
そして、権威性をさらに演出するためには、見た目も非常に重要な要素となります。
考えてもみてください、ヨレヨレの服を着ている人とビシッとスーツを着ている人、どちらが信用できるでしょう?
どう考えても、ビシッとスーツを着ている人ですよね。
本当は、ヨレヨレの服の人がどこかの教授で、スーツの人がただの営業マンだとしても、スーツの人に権威性を感じてしまうものなのです。
だから、極端な話、白衣を着ているだけで医者と思わせるせることまでできてしまいます。
ただ、嘘をつくのは後々問題を起こすことになるので、オススメ出来ません。
というよりやってはダメです。当然、ばれたら大きなしっぺ返しをくらうことになります。
真実の範囲内で、権威性を最大限確保できるように工夫するようにしましょう。
セールスコピーで使える「権威性」まとめ
このように、権威性をLPに織り込むことは非常に効果的です。
しかも、自分に権威がなければ他人の権威を借りればいいだけなので、手っ取り早く導入することができるでしょう。
もし、今のLPに権威性が全く無いと感じるなら、何か入れられそうなものがないか探してみてくださいね。
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