セールスレターを書く上で、ターゲットの設定は必ず最初にやっておくべき非常に重要な工程になります。
ターゲットなんか決めなくても、商品のアピールができたらそれでいいと考えがちですが、それではLPからの反応を最大化することはできません。
LP(ランディングページ)から最大限集客したいと願うのなら、ターゲットの設定は必須となります。
なぜターゲット設定が必要なのか
思い出して欲しいのですが、商品を開発する段階では、ターゲットを必ず設定すると思います。
ところが、いざ売る段階になると、なるべく多くの人に売りたいと考えてしまい、せっかく設定していたターゲットを無視してしまうのです。
多くの人にアピールしたい気持ちは分かります。
しかし、ターゲットが曖昧なセールスレターは誰にも響きません。
なぜなら、人は自分に関係がない事柄には、ほとんど興味を示さないからです。
たとえば、遠いアメリカで起きた強盗のニュースを見たとしても、ほとんどの人は「ふーん」程度にしか思いません。
しかし、自分の街で起きた強盗のニュースとなると、ほとんどの人が興味津々でそのニュースの顛末を見届けるのです。
これと同じように、全ての人に当てはまるようなありきたりなメッセージは、多くの人が関係ないと考えてスルーしてしまいます。
その結果、売れないLP(ランディングページ)ができあがってしまうのです。
だからこそ、ターゲットを「この人」と決め、その人に向けて個人的に語りかけるようにLPは作らなくてはなりません。
そうすることで、LP(ランディングページ)で謳うメリットにピンと来る人は、「私のための商品だ」と感じることができ、その結果反応してくれるのです。
効果的なターゲット設定法
では、具体的なターゲットの設定方法を紹介しましょう。
最も効果的な方法は、あなたの商品を使ってくれる最も理想的なお客様たった一人にターゲットを絞ることです。
お客様がすでに存在するのなら、その中から理想的な人を選んでもいいでしょう。これが、いわゆるペルソナというやつです。
そのターゲットの持つ悩みを、友人として解決してあげるようなコピーが書ければ、LP(ランディングページ)の反応は飛躍的に伸びることでしょう。
ただ、それだけターゲットを絞ると、一部の人だけが反応するコピーになるのは事実です。
そこで次に、バージョニングという方法を実施します。
これは、ターゲットごとに最適なセールスコピーを準備するという方法になります。
こうすれば、LP(ランディングページ)の成約率を高めたまま、幅広い層のお客様にアピールできるようになります。
この方法には、多くのセールスコピーが必要となるため、実践するのはかなり大変です。
しかし、大変だからほとんどのライバルは実践していません。
だからこそ、ライバルに差をつけることができます。
業界でトップを目指すなら、やる価値は十分あるでしょう。
ターゲットにあわせた言葉づかいの選択
ターゲットにLP(ランディングページ)を読んでもらい行動を促すためには、ターゲットに言葉づかいを合わせることも大切です。
たとえば、若者向けの賞品であるにも関わらず、論文のようなガチガチの固い文章でコピーを書いてしまうと、おそらく読んですらもらえないでしょう。
この例は極端ですが、読んでもらうためには、ターゲットが読みやすい言葉を使うことも重要です。
年齢や立場によって、好む言葉づかいというものは変わってきます。
だから、LP(ランディングページ)で使う言葉づかいは、ターゲットとする人が好むものでなくてはなりません。
ちょっとしたことですが、このような細かな配慮がLPの成約率に大きく影響してきます。
セールスコピーで使える「ターゲット」のまとめ
このように、LP(ランディングページ)にとってターゲットは非常に重要な要素となります。
もし、LP(ランディングページ)からの反響が悪いと感じているのであれば、ターゲットを広く取りすぎているからかもしれません。
一度確認してみて、損はないと思いますよ。
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