LPにおけるオファーは、特典のことだけを指すわけではありません。
商品の持つベネフィットや支払い方法、保証など、読み手に提案するもの全てをオファーと考えることができます。
そして、オファーは売上に直結する、非常に重要な要素です。
たいして欲しくないものなんか、誰も買ってはくれないので当然ですね。
「強いオファーで弱いコピーをカバーすることはできるけど、弱いオファーを強いコピーでカバーすることはできない」と言われるくらい、オファーは非常に重要なものになります。
ノーと言えないオファーを作る
オファーの中でも最強といえるものが、ノーと言えないオファーでしょう。
これは、それを聞いた瞬間に「イエス」と答えることしかないようなオファーのことです。
そのオファーを聞いて、「断ることがばかげている」と感じさせることができれば最高ですね。
たとえば、よくあるオファーに「10%割引」などがあります。
しかし、これではそんなに魅力的ではありません。
買おうと思っていた人が、「ちょっと安くてラッキー」と思う程度です。
ところがこれが、「90%割引」ならどうでしょう。
これなら、買おうと思っていない人にも「買っておかなければ損をする」と思わせることができそうですよね。
僕なら、90%オフなら迷うことなく飛びついちゃいますね。
「断れない」という意味では、「無料」は最高のオファーといえるでしょう。
なぜなら、お客様は何のリスクもなく、商品や情報を得ることができるからです。
たとえば、無料の購入特典、無料のメルマガ登録、2つ買うと1つ無料で貰えるキャンペーン、無料のお試しセットなどなど、無料を売りにしたオファーはいくらでも世の中に存在しています。
それだけ、威力が高いということです。
最近では、無料も信じられなくなってきており、効果が薄れてきているとは言います。しかし、無料以上に強力なオファーはなかなか考えることができないでしょう。
多くの企業が今でも活用しているということは、それだけ効果が高いということです。ぜひ、無料をアピールできるオファーが作れないか考えてみてください。
買い安さも大切
割引や無料プレゼントだけが、オファーではありません。
お客さんが商品を買いやすくする工夫も、立派なオファーとしてアピールできます。
たとえば、商品の価格がある程度高額なら、分割払いに対応するだけでお客さんは買いやすくなります。
さらに、分割手数料が無料などと加えれば、最高のオファーになりますよね。
また、返金保証のような、お客様の購入に対する不安を払拭するようなものもオファーになります。
最近では、無条件の全額返金保証もよく見かけるようになりましたよね。
特に、特典や商品を返品する必要の無い返金保証は非常に強力です。
このようなことを言うと、「お客さんに悪用される」と心配する人が多いですが、悪用する人なんてごく一部の人間です。
むしろ、お客さんが悪用するようなオファーは非常に強いと考えることができます。
一部の悪用する人のことなんか気にせずに、強気のオファーを出してみてください。
デッドラインを作る
オファーに反応してもらうには、デッドラインも重要になります。
なぜなら、デッドラインがないと「後で考えよう」といった感じで、その場で行動してもらうことができないからです。
後回しにされると結局忘れさられてしまい、二度とオファーを見てもらうことすらできません。
オファーに出している商品が形のあるものなら、個数を決めてしまってもいいでしょう。
たとえば、先着50個限定のような感じです。
また、オファーが受取れる期日を決めてしまう方法もあります。
たとえば、〇日までの申し込みでプレゼントといった感じです。
また、早期ボーナスのようなオファーも有効です。
たとえば、〇日までのお申し込みしてくれれば、50%割引になりますよといった感じです。
このように、デッドラインを決めておけば、「オファーがなくならないうちに申し込まなくては」とすぐに行動に繋げやすくなります。
オファーの力を最大限活用するためにも、デッドラインは必ず設けるようにしましょう。
見込み客に合わせたオファーを
ここまで、効果的なオファーの作り方についてお話してきましたが、どんなに優秀なオファーも、見込み客に合っていなければ意味がありません。
たとえば、ゴルフをしない人に「ゴルフボールプレゼント!!」と言ったって、全然欲しくないですよね。
まぁ、この例は極端ですが、オファーは見込み客に合わせて考えなくてはいけません。
お客の欲しいものに合っていなければ、どれだけ強いオファーを出したところで、ゴミにしかならない場合があるのです。
お客様に合った強いオファーを出すことができれば、きっと売上は一気に伸びることと思います。
色々工夫して、最高のオファーを作り出してみてくださいね。
コメント