ほとんどの人は、広告に書いてあることなんか信じていません。
売るために、いいことばっかり書いていると思っています。
つまり、プレゼンする前から疑われているのです。
特にインターネット上の広告は、ほとんど信頼性なんかないといってもいいでしょう。
じゃあ、どうすれば信じてもらえるかと言うと、証拠が必要ですよね。
証拠がない主張なんか、誰も信じてはくれないのです。
「セールスコピーは証拠の羅列」という言葉があるくらい、証拠は重要なものになります。
第三者からの証明が最強
見込み客は、商品のメリットなんかどうとでも言えることを知っています。
ヘッドラインでどれだけいいことを謳っていても、そんなことなんとでも言えることが分かっているのです。
また、写真もその気になれば捏造できることも知っています。
そのため、生半可な証拠では、読み手に信頼してもらうことはできません。
そのような状況で、最も効果を発揮する証拠が第三者からの証明です。
お客様の声や、権威者からの推薦など、事業とは関係のない人の証言は、無条件で信用してもらうことができます。
広告が信じてもらえない理由の一つに、結局売り手が儲かるということがあります。
「結局儲けるために色々言ってんでしょ」って思われてしまうわけです。
その点、第三者はいくらオススメしたところで何の利益にはなりません。
だからこそ信じてもらいやすくなるのです。
特に、お客様の声はどのような事業でも非常に効果的な証拠となります。
なんせ、商品に不満があるのなら、クレームは言ったとしても、オススメするわけがないですから。
普通の人は、潜在的にこのようなことが分かっています。
だからこそ、お客様が満足している声は無条件で信用してしまうのです。
文字より写真、写真より映像
証拠としての効果を最大限発揮するなら、文字情報だけでなく写真も有効活用しましょう。
たとえば、「10キロ痩せました」と書くだけより、痩せた様子を写真で紹介したほうが断然効果的です。
お客様の声にしても、ただ文字で紹介するよりは、お客様本人の顔写真があったほうがより信頼できます。
このように、文字だけよりも写真を効果的に活用した方が、同じ証拠でも証拠としてのパワーを高めることができます。
それでも、最近では写真を容易に加工することができます。
そのため中には、写真を捏造していると疑う人もいるでしょう。
そこで活躍するのが映像です。映像となると、細部まで偽造することは難しいので、最高の証拠となってくれるのです。
デモンストレーションなんかは、その典型的な例と言えるでしょう。
目の前で商品の使用感を実演されれば、そこに疑いの余地はなくなります。
グラフや表も信頼性を高める
研究結果や統計結果のようなものも、かなり証拠としての信頼性は高いです。
ただ、言葉では難しくなりがちなので、このような証拠を提示する場合はグラフや表を使うといいでしょう。
グラフや表は、見ただけでなんとなく結果がイメージできます。
難しいことでも直感的に理解させることができるので、グラフが使えそうならどんどん使っていきましょう。
さらに、研究した機関をできれば出したいところです。
有名な大学の研究結果なら、それだけで信頼性は大幅にアップします。
ただ、勝手に使うとトラブルの原因となる恐れもあります。
まぁ当然ですが、きちんと確認してから使うようにしてください。
セールスコピーで使える「証拠」まとめ
証拠がなければ、セールスメッセージなんか誰も信じてくれません。
だからこそ、証拠を集めて提示することは何よりも重要なことになります。
特に今の時代、いくらでも証拠を偽造できてしまいます。
だからこそ、リアリティのある証拠が重要になるのです。
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