ブレットは、セールスレターにある箇条書きの部分を指します。
どんなLPやセールスページでも必ず見かけますよね。
必ずといっていいほど見かけるということは、それほど効果を発揮するということです。
実際、ブレットはそれ一つで購入に繋げてしまうほどのパワーを持っています。
ブレットはベネフィットをプレゼンする場
まずブレットの基本は、ベネフィットを最大限プレゼンする場だと言うことです。
全てのブレットは、ベネフィットをアピールしていなければならないと言っても過言ではないくらいです。
そして、商品の持つベネフィットを全てブレットで出し切るようにします。
「このベネフィットはいいかな」なんて、省いてしまってはいけないのです。
なぜ、それほどまで色々なベネフィットが必要かと言うと、お客様はそれぞれ商品に求めている要求が異なるからです。
たとえば自転車一つとっても、「買い物に便利なように荷物が乗る自転車がいい人」「坂道でも楽に漕げる自転車がいい人」「荒れた道でも走破できる自転車がいい人」「スピードが出る自転車がいい人」などなど、様々な要求が存在します
つまり、お客はどんなベネフィットに引っ掛かるかわからないということです。
たった一つのベネフィットに引っ掛かり、それが購入につながることもあります。
だからこそ、ブレットではベネフィットを出し切り、様々な角度から見込み客に商品をアピールする必要があるのです。
見込み客をひきつけるブレットを書くコツ
ブレット最大の強みは、次々にベネフィットを伝えられることにあります。
これもあります、あれもあります、こんなこともできるんです、といった感じですね。
ベネフィットを山盛り見込み客に提示できるため、商品がすごいものに感じられるというわけです。
見込み客を引き付けるブレットにするために心がけることは、まずブレット一つ一つで刺激するように書くということです。
ポイントとしては、固有名詞、数字など、強いキーワードを入れることを意識するといいでしょう。
また、好奇心を刺激したり、恐怖をあおったり、ストーリーを駆使するのも効果的です。
つまり、セールスコピーを書く上で使える、ほとんどのテクニックがブレットでは重要になります。
持てる力を最大限駆使して、魅力的に仕上げる必要がある部分がブレットなのです。
ブレットは装飾も重要
特にブレットにおいては、読みやすいように装飾することも重要になります。
なぜならブレットは、数が多くなればなるほど単調になり、読むのが辛くなってくるからです。
そして、最終的には読むのが嫌になり、離脱されえてしまいます。
このような事態を防ぐためには、ブレットの読みやすさにも配慮し、どんどん読み進めてもらえるようにしておかなければなりません。
ブレットのテクニック 1
読みやすいブレットにする一つ目の方法は、長さやフォントを工夫するということです。
たとえば、太字と細字を交互にする、長いものと短い物を交互にするという工夫だけでも、ずいぶんと読みやすさは変わってきます。
とにかく、同じようなものがずっと並ぶと疲れてしまいます。だから、そうならないための工夫が必要なのです。
ブレットのテクニック 2
二つ目は、サブヘッドで区切ると言う方法です
ブレットがひたすら続くから、読み手は疲れてしまいます。そこで、ある程度のところでサブヘッドを挟むことで、ブレイクになり読みやすくなります。
また、サブヘッドには読み手の目を止めるという効果もあります。このことからも、ブレットを一定のトピックに分け、サブヘッドで区切る方法は効果的といえるでしょう。
セールスコピーで使える「ブレット」まとめ
一見、コピーとは関係ないと思われがちですが、コピーは読まれなければ何の意味もありません。
読まれないという状況を避けるためには、相手の読みやすさにまで配慮した装飾が非常に重要になるのです。
これまでコピーばかりに目がいっていたなら、一度装飾を見直してみる価値はあると思いますよ。
ブレットを上手に使うことができれば、成約率を格段に上げることができます。あるダイレクトレスポンスの大企業になると、ブレット専門のコピーライターまでいるのだとか。それほど、効果を発揮する重要な部分がブレットなのです。
なかなかマスターするのは大変ですが、ぜひチャレンジしてみてください。
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