LP(ランディングページ)には色々こだわるにも関わらず、意外とあっさりしがちなのがエントリーフォームです。
「LP(ランディングページ)で全て伝えることができたから、後は大丈夫だろう」と気が緩んでしまいます。
しかし、油断は禁物です。
エントリーフォームの良し悪しは、セールスページ全体の結果を決めることすらある重要な部分なのです。
エントリーフォームの重要性
意外に思うかもしれませんが、エントリーフォームというのはかなり多くの人に見られています。
購入者をはるかに上回る数の見込み客が、とりあえずエントリーフォームを覗いているのです。
ということは、かなり多くの人をエントリーフォームで離脱させてしまっていることになります。
この原因は、見込み客がエントリーフォームを訪れるタイミングにあります。
実は見込み客は、かなり早い段階でエントリーフォームを訪れてしまっているのです。
お客さんは、読んでいるのがセールスページであることが分かっています。
となると、まず知りたいのはとりあえず値段というわけです。
そこで何をするかと言うと、ヘッドラインで引きつけられた後は、ざっと下までスクロールしていき、エントリーフォームで値段を確認します。
このときエントリーフォームが、値段が書いてあるだけの簡素なものならどうでしょう。
ほとんどの人は、「高いな」と離脱してしまうのです。
だからこそエントリーフォームでは、離脱されないよう様々な工夫をしなければなりません。
エントリーフォームで必ず実施すべきこと
見込み客の離脱を防ぐために、オーダーフォームでも商品の持つ最大のベネフィットや保証、ボーナス、オファーなどをアピールする必要があります。
特にオファーは重要で、エントリーフォームでも全て確認できる様にしておきます。
こうしておけば、価格を確認する段階で、ある程度は商品の価値を感じ取ってもらうことができます。
また、エントリーフォームにもヘッドラインは必要です。
ただ「購入ページ」「注文ページ」とだけ書いておくのはNGとなります。
特に「注文」や「購入」という言葉は、お金を使うということを直接的に連想させてしまいます。
これは、大きな心理的抵抗を生んでしまうのです。
そこで、「無料お試し申請フォーム」など、保証やベネフィットを協調したヘッドラインをつけておく必要があります。
こうしておけば、心理的抵抗を生まないだけでなく、保証やベネフィットのアピールもすることができます。
さらに、お客様の声を入れておくのも効果的です。
特に、値段を知るためにエントリーフォームに飛んできた人は、商品のことがほとんど分かっていません。
そのような状態の見込み客でも、お客様の声を見れば「いい商品っぽいからとりあえず見てみるか」とセールスページに戻ってくれるかもしれないのです。
とにかく、離脱させない工夫が、エントリーフォームでは必要になります。
さらに、このような工夫をしておくことで、セールスページを読んで購入を検討している人の後押しをすることができます。
作りこまれたエントリーフォームは、一石二鳥の効果を発揮してくれるのです。
反応のいいエントリーフォームを作るテクニック
見込み客はセールスページに訪れると、とりあえずエントリーフォームで値段を確認しようとします。
ということは、セールスページに書いてあるコピーのほとんどはすっ飛ばされてしまうということです。
これは、当然好ましくないですよね。
つまり、エントリーフォームへのリンクは必ずしも目立てばいいというわけではないということです。
エントリーフォームを探す過程でも、周りのコピーは読んでもらえます。
つまり、エントリーフォームを目立たなくしておくことで、少しはコピーを読んでもらうことにつながるということです。
また、エントリーフォームに記入する項目にも注意しなければなりません。
あまりに記入する項目が多いと、それだけで面倒に感じてしまい、せっかく反応してくれた見込み客を逃すことにつながります。
特に、複数ページにまたがるエントリーフォームは最悪です。
「色々記入したのに、まだ続くのか」と、途中で止められてしまう原因になってしまうのです。
そのため、エントリーフォームで記入してもらうことは最低限にしましょう。
住所・氏名・電話番号・メールアドレスと、支払い方法程度にしておくのがいいと思います。
セールスコピーで使える「エントリーフォーム」 まとめ
このように、エントリーフォームはついつい簡素になりがちですが、非常に重要な役割を果たしています。
そのため、最後まで気を抜かずに商品をアピールしなければならないのです。
ぜひ、今使っているエントリーフォームを確認してみてくださいね。
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