セールスコピーは、読んでもらわないことには全く意味を成しません。
そこにどんな素晴らしいオファーがあろうが、ベネフィットを完璧にプレゼンしていようが、読まれなければなんにもならないのです。
つまり、セールスコピーは「読まれること」が最大の課題となります。
そしてそのために役立つのがビックアイデアなのです。
ビッグアイデアとは?
今となっては、全く新しい商品というものはほとんどありません。
ほとんどの商品に似たようなものがあり、お客様は完全に飽きてしまっています。
これは広告も同じです。どの広告も似たような見た目に似たようなアピールをしているため、見込み客は「またか」と感じているのです。
これでは、とても読んでもらうことはできません。
そこで、商品を見る角度や捉え方などを工夫し、「新しいもの」「面白いもの」と思ってもらう必要があります。
その工夫こそ、ビッグアイデアです。
つまり、見込み客の注目を集めるためのアイデアということですね。
たとえば、ダイエットの商品でも「1ヶ月で10キロ痩せます」ではあまりにも普通です。
そこで、「スリムな身体を手に入れて元彼を見返す」とか「内臓を健康にして好きな物を食べて痩せる」などというように、視点を変えて新鮮で面白いものにする必要があるのです。
アイデアは1つに絞る
ビッグアイデアは、1つのセールスコピーにつき1つのみです。
これは、絶対に、守らなければなりません。
色々混ぜておけば、どれか1つは当たりそうなものですが、残念ながら逆効果となってしまいます。
1つのコピーにいくつものアイデアを詰め込んでしまうと、結局何が言いたいのかよくわからなくなります。
これでは、せっかくのアイデアが台無しなのです。
だからこそ、アイデアはひとつに絞らなければなりません。
その決めたアイデアに沿って、セールスコピー全体に一貫性を持たせることで、読み手をコピーの最後まで引きつけておくことができます。
ビッグアイデアの見つけ方
ビッグアイデアは、「アイデア」という名前がつくだけあって、なんだかとってもクリエイティブなものに感じます。
「そんなセンスはないよ」なんて思ってしまうかもしれませんね。
しかし、実はそんな心配はいりません。ビッグアイデアも、実際のところはセールスコピーの一部にしか過ぎません。
ということは、やっぱりリサーチが最大の肝となってきます。
中でも非常に重要となるのが、顧客のリサーチです。
顧客が何に悩み、どのような願望を持っているのかが深く理解できると、おのずとビッグアイデアも見えてくるでしょう。
たとえば、「私がピアノの前に座るとみんなが笑った、しかし弾き始めると・・・」という有名なヘッドラインも、見込み客の願望をとことん理解して生まれた素晴らしいコピーです。
人は、ピアノが引けるようになりたいのではなく、すごいことをマスターして人を見返したい、もしくはカッコよく見られたいってことなんです。
これがビッグアイデアなしだと、「1ヶ月でピアノが上達することを約束します」みたいなヘッドラインしか生まれません。
これがビッグアイデアの力なのです。
セールスレターで使えるビッグアイデア まとめ
ビッグアイデアを見つけるのは、なかなか大変かもしれません。
しかし、本当にいいアイデアが見つかったときは、セールスコピーは非常に強力なものになるでしょう。
普段の何気ない会話などから、ふと思いつくこともあるかもしれません。
常にアンテナを張っておくと、思いもよらないアイデアが思いつくかも知れませんね。
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