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ライティングするときに忘れてはいけない人間の普遍的な3つの習性

ライティングに使える人間の習性

ランディングページ・セールスレターやメルマガ、ブログなどのライティングを行う時に大前提となるのが、次の人間の普遍的な3つの習性です。

 

1、お客様は100%読まない(聞かない)

2、お客様は100%信じない

3、お客様は100%行動しない

 

売れるセールスレターには、この要素が盛り込まれています。

この3つをメモに書き、セールスレターを書く時に常に目に入る位置に張っておくことが大切です。

それでは、詳しく解説していきましょう。

 

目次

1、お客様は100%読まない=引きつける

お客は常日頃余りに忙しく、色々なことが頭の中にあります。

例えば、会社の仕事のこと、家族のこと、今日何を食べるか?、今日テレビで何を見るか?などなど。

 

あなたの書いたホームページやセールスレターを見たとしても、決して読もうとしません。

 

読まない人に読ませるためには引き込むことが必要です。

しかし、どういうことが一番お客様を引き込むことだと思いますか?

 

それは、「物語」です。

 

なぜでしょうか?

 

それは、人は物語が好きだからです。

映画や昔話、テレビドラマなど、このように人は物語が好きなのです。

 

つまり、興味深い物語で引き込むことが重要なのです。

 

先が見えたら面白くなくなりますので、先を読ませない、どうなるかワクワクする、その先を見たいと思わせるのがコツです。

さらに、数字を使うのも効果的です。

 

海外ドラマなどを見て、物語のパターンを感じることが大事です。

 

2、 お客さんは100%信じない=証明する

知り合い、友人でもない限りお客様はあなたのことなんて知りません。

どうして知り合いでも、友人でもないあなたの話を信じるのでしょうか?

 

あなたは突然訪れたセールスマンの話を「はいはい。わかりました」と100%信じますか?

 

いくら親切そうに話しても、事実を口にしても、決して信じようとはしません。

では、どんな証拠や根拠を持ってきたら信じるようになるのでしょうか?

 

信じない人に対して、信じてもらうためには証明する必要があります。

1、信憑性のある理由を述べる

2、証拠を見せる

3、数字を使って具体的に言う

4、写真や動画を見せる

5、短所や欠点を伝える

 

信じさせるために証明する方法はこの5つです。

 

1、 信憑性のある理由を述べる

この5つの中で最も大切なのは、納得できる理由を述べることです。

例えば、「誰でも簡単に10万円を稼げる」と言ったところで、無理だろう・・・と信じません。

何故、稼げるのか?この答えを明確にする必要があります。

 

2、 証拠を見せる

読者は、「なぜ、誰でも簡単に10万円を稼げるのか?」

この証拠(実際に稼げている結果など)より、理由を探しています。

 

3、 数字を使って具体的に言う

先ほどと同じですが、理由を具体的に言うことが大切です。その中で最も具体的に語るのは「数字」です。

 

例えば、1週間ではなくて、7日と9時間後。5キロより4.9キロ。

この方が具体的で信憑性があります。

また、数字を使うときは偶数より奇数を使う方が効果的です。

 

4、 写真や動画を見せる

写真や動画の活用は手っ取り早く伝えるために最も効果的な方法です。

その中でも動画の表現力は活字や静止画による情報伝達力の5000倍とも言われています。

 

5、短所や欠点を伝える

良い部分だけではなく、悪い部分を言うことは大切です。

ただし、悪いところを言うにはコツが必要です。

それは、良いところを悪いように話すということです。

 

例えば、ブスな私でもこんなに美人になれました。

このように、読者にとって損でないことを正直に話して、いいように持っていくということです。

 

 

3、 お客さんは100%行動しない=背中を押す

お客さんはストップして動きません。

何もしたくない。怠け者です。

そのような人には、背中を押すことが大切です。

 

読まない人には引き込む、信じない人には証明する、行動しない人には背中を押す。

これをすればいいのです。

 

では、具体的に背中を押す方法をお話したいと思います。

1、限定性

2、特典

3、緊急性

4、明確性

 

この4つです。

 

では、詳しく解説していきましょう。

 

1、 限定性

もし、今すぐ行動しなければ、何を失うかを伝えることが大切です。人は何かを失うのではない限り、絶対に行動しません。

 

例えば、真夜中に寝ていると、電話がかかってきました。「もしもし・・・」と電話に出ると、

 

A:あなたにお買い得の車を差し上げますので、今すぐお店に来て下さい!今、来てくれなかったら一生差し上げません。

B:今、あなたの車が盗まれています!誰かがガレージからあなたの車を盗んでますので、早く起きて下さい!

 

どちらの方が行動するでしょうか。

間違いなく、Bです。

このように心理とは面白くて、何かを得るより、何かを失う方が怖いのです。

 

2、特典

先ほどの限定に加えて、特典を付ける方法です。「何名様に限り、これを差し上げます!」という特典を限定します。

 

3、緊急性

これは、具体的な期日を設けるということです。人は期限が決まっていないと行動しません。期間限定とするのではなく、「7月15日12時まで」と明確に伝えることが大切です。

 

4、明確性

読者が行動しやすいように、シンプルにできるだけ手間なく行動できるようにすることが重要です。また、読者は自分で考えることを嫌がります。

 

それを先回りして、考えなくても直感的に行動できるようにします。

 

いかがでしょうか。

これで、人間の普遍的な3つの習性が理解いただけたと思います。

 

書き終わったランディングページ・セールスレターやメルマガを見て、自分自身に聞いてみて下さい。

1、十分に引き込めたか?(なぜ、読まなければならないのか)

2、十分に証明できたか?(なぜ、信じなければならないのか)

3、十分に押せたか?(なぜ、行動しなければならないのか)

 

そうすると、自分に対する質問や色々、アイデアがたくさん出てくると思います。

 

5、6分だけ考えるのではなく、じっくり考え抜いてみてください。

そうすることで、あなたのライティングスキルは格段にアップすると思います。

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この記事を書いた人

コピーライティングやセールスプロモーションに関わって10年以上になります。中でも、薬事法や景品表示法関連のコンテンツライティングやランディングページなど、大手企業様から零細企業様まで幅広く経験させていただいたおかげで、確実に結果につながるライティングをすることができます。
最近ではオウンドメディア等の作成依頼も増えており、ライターを多く抱える弊社では、最短納期での作成をすることが可能になっております。

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