保証を使えば、お客様のリスクを取り除くことができます。
「お客様のリスクを、売り手である私がすべてかぶります」ということです。
こう言うと、あなたが損してしまいそうですが、そんなことはありません。
保証は、売上を伸ばすための大きな武器となってくれるのです。
また、意外に思うかもしれませんが、保証はあなた自身も守ってくれることがあります。
保証の持つ効果
お客様の負っているリスクは金銭的なものだけのようですが、実はそうでもありません。
商品を購入する際、お客様は非常に様々なリスクを背負っています。
たとえば、時間を失うリスクです。商品を試したけどダメだったという場合、試すという行為をしている時間を無駄にしています。
他にも、プライドを傷つけられるリスクやガッカリするリスク、無駄な手間がかかるリスク、場合によっては健康を害するリスクなどなどもあるでしょう。
それだけお客様は、リスクを背負って商品を購入しています。
だからこそ、広告は疑いの目で見るし、簡単には購入してくれないのです。
しかし逆に考えると、そのリスクを全て取り除いてあげれば、商品を買わない理由はなくなるということです。
これを実現するのが保証というわけです。
どのような商品であろうと、保証は付けておいた方がいいでしょう。
保証を付けずにトラブルになると、それだけで会社にとっては損失になってしまいます。
たとえば、お客さんと揉めて悪評を流されるとそれだけで大損害です。
そんなことにならないためにも、保証は必ず付けるようにしてください。
効果的な保障期間の設定
保証をつける場合、たいていの場合期限を設けます。
「30日以内に効果がなかったら返品」みたいな感じです。
この期間は、当然長ければ長いほど効果的です。
そして意外なことに、保障期間が長ければ長いほど返金率も低くなります。
これは、返金期間が短ければ、その期間内に白黒つけようとするからです。
期間内に何とかしなければという心理が働き、場合によってはちょっとでも気に入らなければ返金ということになってしまいます。
一方、返金期間が長ければ、余裕があるので後回しにされます。
そして、3ヶ月もすれば返金のことなんか忘れ去ってしまっているのです。
このように、保証が長いと返品率は下がる傾向にあります。
でも、長い保証の方が強い保証に感じます。
だからこそ、保障期間は長く設定するほうが断然お得なのです。
強い保証の使い方
ただ返金するだけでなく、プラスしてお金を返す、返金するけど商品を返品しなくていいなど、リスクゼロを超える保証をつけることができれば、保証はさらにパワーアップします。
たとえば、2倍3倍返金保証、返金+お詫びの品、ボーナスや商品は返さなくても返金といったものが考えられますね。
このような保証をつける場合、どうしてもお客様の悪用が気になります。
最初から返品するつもりで商品を買ったり、返金のボーナス目当てに申し込んだりすることですね。
確かに悪用するお客さんは存在します。
そして、悪用されるとムカつくのも分かります。
しかし、そんな人を気にしてビジネスを止めてしまうのはもったいないです。
強力な保証をつければ売上げが2倍、3倍に伸びるのに、一部の人を気にして実施できないならそれだけでも損失ですよね。
どうせ悪用するような人はごく一部なので、気にせずチャレンジしてみましょう。
お客様に悪用されそうな保証は、見た目もインパクトがあります。
その分、強力な補償になっている証拠とも言えるのです。
セールスコピーで使える「保証」まとめ
保証は、今となっては当たり前のように行われています。
そのため、付けていないだけでも他社にハンデを負ってしまうことにもなりかねません。
保証は、場合によっては自分の身を守ることにもつながります。
もし付けていないのなら、ぜひつけることをオススメします。
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